学生の時にどんなアルバイトをしてどのくらいの時給で働いていましたか？

高校時代は、中受の小学生の家庭教師がメインです。このほか、遊び仲間だった某私立医大の学生に頼まれて、英語の宿題を代わりにやったり、英語を教えてあげたりしていました。中学生や高校生の家庭教師もやっています。僕は知り合いの中受の小学生を抱えるお母さんたちから「合格請負人」と言われていて、断るのに苦労するぐらいでした。

大学に入ってからは、メインが某自民党代議士の私設秘書でした。仕事は「金庫番」と呼ばれる人の下に付いて政治献金を処理することや、それを地元に運んだり、その代議士についている代議士に配ることでした。またその代議士が属している派閥の領袖や総理大臣、財界関係者、マスコミ関係者との連絡係、お使いをするのも業務のうちでした。また「選挙の7つ道具」を地元に運ぶのも、僕の仕事でした。

また選挙の時は地元に張り付いて、簡単なプログラムを自作して票読みをすること、地元青年会議所の人たちに対応するのが仕事でした。「学業優先」とその代議士から言われていたんですが、私設秘書の中では代わりがいない仕事をやっていたので収入はよく、月給制でしたが月額40万円ほどでした。また選挙で当選が決まると、金庫番の方からボーナス代わりの金一封がもらえるんですね。これを選挙運動を手伝った地元の人にやると選挙違反になるんですが、僕は関係なかったので50万円前後もらえました。

その合間に家庭教師も続けていました。主に大学受験生と中学受験生です。受け切れないぐらい依頼があったので、ご縁があった方だけ引き受けています。この報酬はてんでんバラバラで、1回1万円の月4回という人もいれば、月に20万円ぐらいバサっと渡してくれる方もいました。

これはとある右翼の大物のお妾さんの子どもだったんで、上手く合格させられなかったらどうなるのかビビっていましたが、幸い第一志望だった麻布中学に合格しています。

これに加えて、5歳年上の従姉妹が青山で開いたハイブランドのセレクトショップの店員に駆り出されました。赤字のお店だったし、従姉妹に「お金をくれ」とは言いづらかったので、これは最低賃金レベルのものと、時折、お店の品物がもらえた程度です。2万円のTシャツとかもらって、「こんなもん売れないよな」と思ったものです。

ただこういうお店ですから、お客さんはアラサーぐらいからアラフォーの女性が大半でした。綺麗な方が多く、こういう年上のお姉さまに誘われて、けっこうお付き合いできたのが、アルバイト報酬のようなものでした。

以上のように、僕は大学時代、とても金回りがいい大学生でした。だから大学時代、ヒマができると海外に行って長期滞在ができたんです。ちなみにテレビ局に就職して、年収は下がっています。