質問
住宅の購入についてご意見をお聞かせください。
私は20代後半・既婚の会社員です。住まいは横浜市です。
来月子供が生まれるということもあり、現在住んでいる賃貸から、同じエリアでより広い中古住宅を購入して引っ越すことを考えているのですが…
・(現在賃貸で住んでいる)希望するエリアのリセールバリューは検索してみると130%前後で悪くなさそう
・ただし価格も高いため、私一人の年収では住宅ローン借入額の目安とされている「年収の5~6倍」を希望物件価格が超えてしまう
(共働きのため、夫婦合算すれば収まります。)
・詳しくないのですが、今後数年で金利上昇や、2025年問題で不動産価格が下落するといわれている(?)
上記のような話を調べていると、今慌てて買うよりも、子供が小学校に上がる6年後くらいまで待ってもいいのかな..などと悶々としています。
不動産はケースバイケースであることは承知の上で、りおぽんさんが私の立場ならどのように動くか、アドバイスいただけないでしょうか?
回答
これは非常に悩ましいですね。
まず不動産の2025年問題ですが、これは団塊の世代の相続が発生して、中古住宅の大量供給が起こるためです。ただ横浜市のどこにお住まいなのかわかりませんが、僕の予想では不動産価格が大きく下がるのは、地方都市です。こういうところでは子どもたちが都会で就職して家を持っているケースが多く、相続してもそこには住まないからです。といって持っていれば維持費も固定資産税もかかります。そうなると捨て値でもいいから売却しようかということになります。
しかし大都市部ではこれが発生しません。むしろ過疎化で不便になった地方都市を抜け出して、都市部に引っ越してくる人が増えそうです。昨今、コンパクトシティとか立地適正化計画制度なんてことが言われています。後者はあるエリアに医療施設や福祉施設、商業施設なんかを誘導して、そこを住み良い街にするもので、この中には「居住誘導区域」という住むのに便利なエリア作りも計画されています。
おそらく今後はこうしたところへの移住者が増え、そこだけ不動産価格が上がるという事態が想定されます。ですから自分が住もうとしているところに対して、横浜市がどういうマスタープランを持っているのか、良くお調べになった方がいいでしょう。
そして資金繰りです。年収の5-6倍を超えるのかぁ。これは厳しい条件ですね。どれぐらい超えるんでしょうか。そもそも金融機関からの借り入れで、審査が通るあてはあるんでしょうか。お勤めの会社の信用度などによっては審査が通らない可能性もあります。そして来月お子さんがお生まれになるわけですから、この養育費・教育費も捻出していかなければなりません。
年収の5-6倍というのは、年収に占める年間返済額の適正値を25%として、それを逆算して出されたものなんですが、これを超えることになります。これに子どもにかかる費用が加わるので、その他の諸々のことを相当切り詰めた生活を送ることになります。そして万が一年収が減るようなことがあれば、返済計画があっという間にショートします。
お若いのでこれから年収が増えていくと思いますが、それをどこまで見込めるのか、よく検討した方がいいです。さすがに明らかにショートしそうな場合は金融機関もローンを断る可能性があります。ここで難しいのが、共働きで奥さまの年収を含めると5-6倍に収まるという話です。
ただ来月ご出産なんですよね。今は産休を取られているんでしょうが、復職後のあてはどれぐらいあるんでしょうか。育児はおそらくあなたが思っている以上に手がかかりますから、当分フルタイムで働くのは難しいかもしれません。こういう時、留守の時に子どもの面倒を見てくれるあなたのお母さんや奥さまのお母さんがお近くに住んでいると、いろいろ助かるものなんですが。
僕的には、奥さまの収入は当面戦力外と計算します。僕であれば、ですが、この奥さまの収入のメドがついて、子どもが小学校に上がってある程度自立して、あなたのお給料も増えるであろう6年後を待つと思います。20代後半ということですから6年後でも30代前半と住宅ローンを組む適齢期です。
たぶんその間に住宅ローン金利は若干上昇して、お住まいのエリアの不動産価格は上がると思いますが、今買うのはちょっとリスクを取りすぎているように思えます。
今後の6年間、賃貸料はかかりますが、家を買ったと想定して、不動産購入の頭金を貯めてみてください。確かに頭金なしのフルローンでも融資してくれる金融機関はあるんですが、その分いろいろと厳しい条件が付くことが多いです。またフラット35の借り入れ限度額は年収に占める返済額が、最大でも35%までだった記憶があります。
銀行というのはズルいもので、僕のように借り入れなしでマンションが建てられるような相手に限って、押し付けるように借りてくれと言ってきます。少しでも金融機関の心象を良くするため、ある程度の自己資金は貯めておいたほうがいいです。
以上、参考意見です。最後の決断はご自分でしてください。
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