質問
トップダウンとボトムアップの違いについての質問です。
トップダウンの場合にはマクロ経済を重視する(参考にする?)というのはわかったのですが
ボトムアップの場合には極論マクロ経済が不調な際にも“不況に強い”などのコンセプトを元に銘柄を選んでいく物なのでしょうか?
それだとボトムアップはマクロ経済を上手に使うトップダウンに対して不利な気がしてしまうのですが、そんな事はないのでしょうか?
(ボトムアップに対しての認識がよく分からず物凄く勘違いしていたら参考になる本など教えていただけると幸いです)
回答
どういう本を読まれたのかわかりませんが、ファンダメンタルズ分析において、トップダウンアプローチとボトムアップアプローチは二律背反するものではありません。ふつうはどっちも使って、どっちのウェイトを高くするのか、という選択をすることになります。
僕はまず「ボトムアップアプローチ」で銘柄をスクリーニングして、投資する候補先をリストアップします。そして「トップダウンアプローチ」でマクロ環境のシナリオを描いて、投資するタイミングを測っています。これで何か問題が起きそうでしょうか?
どちらかを選ばなければならないのは、機関投資家やファンドなどの運用担当者が、運用方針を上司や顧客に説明しなければならない時だと思います。
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