質問
先日、名古屋の「か茂免」さんにはじめて行ってきました。
そこでふと湧いた質問なのですが、料亭や旅館のお料理ってとても多いと思うのですが完食されますか??
最近、食べられる量が減ってきていっぱいいっぱいになりつつあります。
回答
僕はコース料理で「もう食べきれない」とか苦手なものが出てきた場合、お料理を残すことはあります。
ただ、お料理を残さないどころか、お皿に何一つ残さないのが「マナー」であるお料理があります。例えば「本格的な懐石料理」がその一例です。本来の懐石料理は、禅僧が空腹を和らげるのが起源とされて、それが茶道の茶事の時、「お濃茶を飲む前に亭主が振る舞うお料理」になったんですね。「お濃茶」を空腹で飲むと、胃を荒らしますから。
ですから本来の懐石料理は、「お濃茶を美味しくいただくためのお料理」であって、量はそんなに多くはありません。「一汁三菜」が基本です。亭主の心尽くしのお料理ですし、山海の恵みに感謝して、お皿に見苦しいものを残さないーーつまり何一つ残さないのが作法であり、マナーです。
当然ですが量はそれに合わせて調節されており、お料理も食べた後の骨なんかが残らないよう工夫されています。ですから僕は本格的な懐石料理であれば、何一つ残さないように気をつけます。
でも、この懐石料理が料亭や日本料理屋に取り入れられるようになって、どんどん変容して、「豪華」かつ「お料理が大量」になっていくんですね。これで本来の懐石料理が「茶懐石」なんて呼ばれるようになったりします。お料理としては豪華にしないと、高い料金が取れないという事情があったのかもしれません。
昨今は「崩し懐石」なんてものも登場しています。さらには「懐石料理」とはあんまり関係ない「会席料理」を出す料理屋が広まったことが、さらに事態をさらにややこしくしています。
あれは茶事とはまったく縁がありません。ただみんなが集まって、酒を飲んで食べるお料理を懐石料理の名称を使いながら出しているだけです。ですからやたら大量ですし、「伊勢海老のお造り」みたいなお値段が高くて、懐石料理ではありえない「殻が残るお料理」まで出てきます。
昨今はお値段の割にお料理が少ないと、ネットで悪評を書く物を知らない連中も増えて来たので、温泉旅館の「京懐石」だか「京会席」だかを中心に、お料理がアホみたいに大量になってきてしまいました。あんなの食べきれないですよ。
コース料理ではなく、アラカルトで頼んでいるのであれば、「食べきれない量」や「食べられないもの」を極力注文しないのが、和洋中を問わず、「マナー」ではあると僕は思います。でもコースであれば、残すのも仕方がないんじゃないでしょうか。
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