質問
今大会はネイマールが出ていないというのを抜きにしても、ブラジルのサッカーって弱くなりましたよね。あれどうしてなんでしょう?
回答
サッカーの戦術が古くさいままということもあるでしょうが、一番大きいのは、ブラジル経済が発展したことだと思います。かつてブラジルでは、貧困家庭の子どもが貧困から抜け出る数少ない手段がサッカーでした。彼らにとってサッカーにはまさに自分とその一族の運命がかかった戦いでした。
しかし最近ではそういう貧困家庭も減っています。ちゃんとしたサッカーボールではなく、袋に詰め物をしたようなボールで路地裏でサッカーをするので、そんな歪いたボールでもキチンとコントロールできるテクニックが必要でしたが、それが基盤になって、ブラジルの選手のボール遊びしているようなハイテクニックが生まれたわけです。彼らにとってちゃんと丸いボールを扱うのは楽だったんでしょう。
でも、そんな話も今は昔の物語です。今回のコパで南米ではいまだ多くの問題を抱えるコロンビアが躍進したのは、皮肉なことです。一方のブラジルはワールドカップも2002年の優勝以来たいした成績を挙げていません。
さらにブラジルのサッカー選手のセレソンに対する忠誠心が低くなっていることもあると思います。かつてはストリートサッカーをしている少年が地元の中小クラブに見出されて育成教育を受けて、その中からコリンチャンスなどの名門クラブに引き抜かれて活躍、それが認められて欧州のビッグクラブに移籍するのが「コース」でした。しかし昨今では欧州のクラブもブラジルにスカウトを派遣して青田刈りをしていると聞いています。正式に移籍できるのは18歳からですが、有望そうな少年は安く買えるうちに囲い込んでしまえというわけです。
その結果、若いブラジルのサッカー選手は、セレソンに対して特別な意識を持たなくなったほか、従来のブラジルのサッカー選手の特徴であった個人技を磨くことなく、高度な戦術を元にしたサッカーをするようになりました。その選手を古い戦術で使えば強いサッカーチームはできません。
そしてかつては「中小クラブ→ブラジルのビッグクラブ→欧州のビッグクラブ」という移籍を重ねることで、ブラジルのクラブにお金が落ちて、それがさらなる若い選手の育成に充てられるという循環システムがありました。これが青田刈りで消失したので、ブラジルの中小クラブには解散に追い込まれたところも少なくありません。これがサッカー王国だったブラジルを根底から変えています。
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