南鳥島付近でマンガンノジュールが大量に発見されたとニュースで見ました。

あのですね、日本近海の日本の排他的経済水域の海底とその延長上にある大陸棚は「鉱物資源の宝庫」であることは周知の事実なんです。ただ「あること」はわかっているけれど、「採掘する方法がなかなかない」状態です。

わかっているのは、コバルトリッチクラストとマンガンノジュール、それにメタンハイドレートの存在です。この採掘ができるようになれば、コバルトやニッケル、銅、各種レアメタル、それに金や白金で、日本は世界有数の資源大国になると言われています。日本が有力な産油国になるという予想もあります。

今回の発見はそれに加わるものですが、南鳥島周辺にはかねてより人類730年分のレアアースが眠る、とたびたび言われてきました。ただ現時点ではすべて「絵に描いた餅」なんです。