質問
長ーーーい目で見たら、米国株の市場は右肩上がりだと思いますか?
回答
「経済成長」という言葉がある通り、経済力というものは、極めて長いスパンであれば、成長するものだと考えられます。であれば、企業も全体的に見れば成長し得ます。経済が長期的に成長し、企業が長期的に成長するのであれば、それを裏付けにする株価も上昇する理屈です。
しかしその局面局面を切ってみると、1990年から2020年の日本のように「30年間の投資利回りがマイナス」ということは、投資においては十分あり得ます。ダウ平均の長期チャートは長期的に見て、右肩上がりです。これを論拠に米国株に対して異常に強気な方がいらっしゃいます。
しかしダウ平均が急上昇しているのは、最近で見れば、冷戦が終結して米国の一極化が進行した1990年頃からです。それ以前は10年以上低迷していた時代もあります。今後、米ドルの通貨覇権が崩れて、ドルが基軸通貨である時代がもし変わるようなことがあれば、米国株が相当長期的に渡って低迷することは「起こりえる」と想定しています。今のところ、僕が生きている間にそれが起こる可能性は「低い」とは思っていますが。
理論的には「ながーく伸ばせば右肩上がり」ではあると思いますが、1人の人間が投資できる時間は有限です。1989年に30歳で日経平均に投資した人は、30年間、1円も儲からなかった計算です。それが起こるのが「株式投資」です。
株式投資初心者の方は、「過去のチャート」を引っ張り出してきて、「ほら、米国株は右肩上がりだ」と吹聴したがる傾向が強いですが、それは「過去」であって、「未来」を保証するものではまったくありません。
歴史的に見て、「覇権国家であり続けた事例」はいまだありません。15世紀にもし株式市場があれば、そういう方はきっとポルトガル株を推奨していたと思いますが、これはたぶん500年持っても、ほとんど儲かっていないはずです。
「米国株は儲かる」というのは単なる盲信です。「儲かるところに投資する」というのが、株式投資の基本のキです。そこを考え違いしない方がいいでしょう。
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