質問
将来生きているうちに年金がもらえないと思っているんですが、今の40代くらいからNISAに一本化して賦課年金をやめることってできないものでしょうか?年金の分も積立したいです。
国民年金は積立方式でまだわかるんですが、厚生年金は国民年金に流用されたり目的外使用されていますし、積立部分と運用益で賄えば現役世代から送金しなくてもいいと思います。
これは愚痴なので以下は回答に考慮していただかなくて大丈夫なんですが、仕事柄70-80代と接する機会が多くて年金が少ない、長年払ってきたから当たり前、もっと増やせとかすごく聞きます。
その上病院や接骨院にバンバン行ってて、年々社会保険料が上がる身としてはちょっと節制してくれ〜!と思います。日本のインフラを作った世代だから恩はありますけど、ない袖はふれないし、俺たちは自分でがんばるから年金は自分たちの世代でなんとかしてくれ〜!と毎日思ってます。
回答
以下は完全に個人的な意見です。
先ず「厚生年金は加入資格があるのであれば、入っておいた方がいい」と思います。厚生年金が国民年金に一部流用されていることを不満に感じているということですが、これは裏を返せば厚生年金は「まだ破綻していない」ということです。今後も破綻しない保証はありませんが、僕の歳になって年金支給額を見れば、国民年金では到底暮らせないことがわかると思います。国民年金はあまりに額が少ないです。
僕はもうすぐ64歳なので、年金事務所から通知が来て、65歳から年金を受けるかどうか決めろと言われ、想定される年金支給額が書いてあったんですが、国民年金分の年間支給額を見て笑ってしまいました。僕は年金で暮らす予定はないですし、厚生年金がそれなりの支給額で、これに企業年金が上乗せされるので、全体ではそれなりの金額になることがわかりましたが、もし国民年金一本だったら到底暮らせなかったと思います。国民年金の保険料は若い頃からずっと上限額払ってきたはずなんですが。
またこれは万が一あなたが障害を負って働けなくなった場合ですが、この場合、申請すれば障害年金というものが支給されます。この金額が国民年金のみの加入者ではマックスでも年間100万円に達しません。つまり暮らせません。しかし障害の原因になる傷病を負った時に厚生年金に加入していれば、この分が加算されます。これでだいぶ違うと思います。つまり保険としても機能します。
このように年金は「厚生年金があって初めてまともに年金生活が送れるような制度設計」になっているわけです。この上で確定拠出年金や確定企業給付年金などの私的年金があるという構造です。
昨今言われる「老後資金には2000万円必要」というのは、あくまでもこれらの年金がある前提の話です。僕らの世代までは、この年金で、贅沢さえ言わなければ老後が送れることになっています。年金制度はかなり資金的に危機に瀕していますが、それでもあれば助かると思います。特に現状では国民年金がもうぜんぜん頼りにならないので、厚生年金や企業年金を頼りにせざるを得ません。
投資を始めたばかりの頃は、いろいろ皮算用して、できるだけ投資資金を捻出したいと思いがちです。しかし将来的にマイナスになったりゼロになったりする可能性があるのが投資というものです。
「資産ポートフォリオの分散」というのは、資産運用を考える上での鉄則です。遠い将来どこまで頼りになるのかわかりませんが、現状では年金、特に厚生年金には、入れるのであれば、入っておかないと後悔する、というのが僕の判断です。
株クラには「厚生年金が国民年金に流用されていること」ということをことさらに強調する人や、株式投資が万能であるかのように宣伝する人があまりに多過ぎると思っています。もし投資に失敗したら、老後はずっと生活保護を受けて暮らすつもりなんでしょうか?
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