りおぽんさんは読み違えて損失が出たら、どのような受け止め方、対策をしていますか？

質問

ボラが高くある程度短期で持つイメージの銘柄（りおぽんさんで言うとSOXL等）が、場中に+8%になり特に指標も無いので安心して寝て起きたら-3%とかになってる事がありました。そういうものを扱っているから仕方無い、の一言だとは思うのですが、5%くらいに逆指値を置いておくべきだったかなとか色々考えてしまいます。りおぽんさんは読み違えることは少ないとはいえこのようなケースもあると思うのですが、どのような受け止め方、対策をしていますか？

回答

ボラが高い銘柄で、何かの理由で高く寄ったけど、途中で大口の利確が始まって、みんながそれに続けと売り始めた結果、大きく下がって引けるというのは、「たまにあること」です。8%どころかもっと大きく高く寄ったのに、急落して引けることもあります。仕手株なんて、ストップ高だったのに、本尊が相場を壊して抜けた結果、ストップ安で引けることだってあります。

まず僕はこういう「短期で大きなボラが上下にある銘柄」自体、あんまり触りません。仕手株なんてもっての外です。SOXLやSOXSなどの3倍レバレッジETFは、その仕組み上、1日の上下幅が大きくなりますが、十分に出来高があって流動性も高いので、誰かが売り抜けたことで、急転直下することは滅多にありません。1日でのトレンドは比較的続きます。だから触ります。

1日のボラが高くて、その上下の値幅を取りに行くというのは、典型的なデイトレーダーの取り組みです。彼らはだから相場に張り付いて、眠らないし、眠れません。僕はそれが嫌なこともあって、中長期の投資家なんです。だからご指摘のようなケースに遭遇することは、かなり稀です。もし8%高で安心して寝て、朝起きてマイナス3%だったら、僕の場合は淡々とそれを受け入れるだけです。

多くの場合、僕がある銘柄を保有している場合、目標株価はそんな短期間で設定してありません。マイナス3%で引けても、「また明日があるさ」と考えることがほとんどです。

怖いのは、相場全体のトレンドが急変しそうな時ですが、これには何かぜったい理由があるので、その時は起きて相場に張り付いて、事態の成り行きを監視します。