質問
より幸福になれる人はどんどんなって幸せパワーで周りを引っ張っていければ良いのにな、とはいつも思っていますが何故難しいんでしょうねえ。。足を引っ張っても自信が何もプラスにはならないのに、、とすみませんグチが入ってしまいました。
逆に右に倣え社会だからこそ、皆が他人の幸せを喜べる考えが何かをきっかけに浸透すると社会的な認識からあっさり制度まで魅力的になったり、、?ちょっと楽観的でしょうか?
回答
これは日本人の根源的な感覚に根差しているものなので、難しいです。
日本人によくあるのが「横の人を見て、おんなじだったら安心する」という感情です。自分が違っていたら不安になり、1人違う人がいたら、それは変な人間だと思う。実はこの感情は国際標準ではありません。
僕の友人のフランス人や米国人などの西欧系の人たち、台湾や香港の中国系、あるいはインド系の人に多いのは、「横の人を見て、おんなじだったら、自分は平凡なのかと思って心配になる」タイプです。全員がそうだとは言いませんが、僕の友人の外国人では圧倒的にこちらです。実は僕や妻もこっちのタイプなので、海外の方といて、それでお互い居心地がいいのかもしれません。
これを象徴するのが、日本人の女性ならだいたい一度は口にしたであろう「派手すぎないかしら」というセリフです。このセリフにはもちろん「派手過ぎて自分には似合っていないんじゃないか」という問いもあるでしょうが、それ以上に「自分が目立ち過ぎないのか、心配している」と言えると思います。
しかし海外でパーティーを開く時、欧米の女性は「ドレスコードを守った中で、自分が一番目立てないのか、知恵を絞る」タイプの女性が多いです。ですからパーティーで女性に言っていいのは、「あなたが一番輝いていますよ」です。「みんなと一緒ですから大丈夫です」なんて言ったら、とんでもない失礼になってしまいます。
ことほどさように、この感情は日本人に根差したものです。これには良い面も悪い面もあって、日本人の謙譲の美学はこれに追うところが大きいです。例えば同じアジアでも、中国人は一歩でも先んじようとします。彼らが行列に隙があれば横入りしようとするのは、このためです。
しかし日本人の「他の人と同じで安心」という感情は、往々にして、自分とは違う人間をバカにしたり、集団で嫉妬したり、挙句の果てにはそれを引きずり下そうという力学が働くんですね。なんとかして自分たちと一緒にしようとする。他人を嫉妬するのは海外でも珍しいことではありませんが、これだけみんなが集団で嫉妬する国民は珍しいと思います。その結果、ノーベル賞級の業績を挙げるような突出した才能の持ち主が、それをわずらわしく思って、海外に脱出しようとするわけです。
この日本人の根源的な感覚は、農耕民族であるとか、島国であるとか、第二次世界大戦で敗戦するまで他国の支配を受けたことがないといった、いろんな事情が根底にあります。ですから、自分より幸福そうな人間がいたら嫉妬して、引きずりおろして、自分たちと同じレベルに引きずり下ろせたら安心して拍手喝采する、という国民性はなかなか変わらないでしょう。
今はこの力学が働いた結果、みんなで公平に貧乏になって、不幸になっているわけです。
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