岸田総理は9月の総裁選への出馬に意欲を見せていますが、出馬すると思いますか？

「岸田さんでは来年の衆院選が戦えない」という岸田降ろしの声が出ると予想しています。ただ代わりの有力候補が見つからないんですよね。

林芳正官房長官は手堅いと評価しているんですが、国民的な人気も党内の期待もないので、待望論が湧いてきません。世論調査では石破茂さんが後継候補トップによくなりますが、あれにはトリックがあります。世論調査は「自民党支持層にしているわけではない」ので、自民党支持ではない方たちが、消去法的に石破茂さんを選んでいるためです。

河野太郎さんや小泉進次郎さんの名前もあがりますが、お2人の「旬」はもう終わっている気がします。高市早苗さんもそうです。

上川陽子外務大臣あたりがラストチャンスと打って出て、これで「岸田さんより衆院選の顔になる」ということで、党内がまとまる可能性もあります。

たぶん自民党の政治家を直接知っている自民党担当の政治部記者に、「誰が岸田さんの後継として総理になって欲しいか？」と聞けば、林芳正さんか茂木敏充さんあたりになるはずですが、「見た目」がお2人とも悪いので、国民的な人気がまったくないんですよね。この辺が民主主義の難しいところです。

西村康稔さんは岸田後継があり得るかもと思っていましたが、政治資金パーティー問題に関連してまったく目がなくなりました。まあ政治部記者の評判は悪かった方なので。。。

いっそ最近自民党の青年局長をやったばかりの若手を、総理としての手腕は未知数ですが、やらせてみて、オール自民党で支えるのもありなんじゃないでしょうか？

小林史明さん、小倉将信さんあたりです。小林鷹之さん、牧原秀樹さんなども面白いと思います。牧島かれんさんはちょっと線が細いでしょうか。

いずれにせよこの辺の40代から50代前半が出てこないと面白くありません。政治の世界以外で世の中を支えているのは、この世代なんですから。年寄り政治家がそれを支えましょうよ。

メディアの世論調査ではいまだに河野太郎さんとか高市早苗さん、石破茂さん、小泉進次郎さん、それに野田聖子さんといった相変わらずの名前が「選択肢」になっているようですが、岸田さんを含めて、選んでいる人たちは、それを期待して選んでいるのか、いつも疑問に思っています。

いずれにせよ「岸田降ろし」があると思います。