東大ぱふぇっとです。
昨今ChatGPTが話題ですね。
ChatGPTって何??という人はインスタにまとめておいたので見てみると良いでしょう。インスタにまとめたのに、ブログにまとめるのを忘れていたわけですが…まあそれはそれとして。
AIによる産業革命は「第5次産業革命」と呼ばれたりしていますね。
AIによって社会がどう変革していくのか妄想を膨らませるのも一興ですが、「歴史から学ぶ」というのも非常に重要な観点の1つです。「歴史は繰り返す」という側面があるので、歴史から学ぶのは非常に重要です。
機械に仕事を奪われまいと抵抗した例
この辺りは中学の歴史の授業の範囲内なので、誰もが平易に理解可能であると信じつつ。
産業革命以前において、綿工業は手工業でした。大勢の綿織物職人が存在していたわけです。産業革命が始まると、イギリスでの綿工業は機械化が進み、綿織物職人たちは失業していったわけです。
失業の恐怖に怯えた綿織物職人たちは、機械打ち毀し運動を起こしていきました。
機械打ちこわし運動 Wikipediaより
産業革命にともなう機械化の普及により、失業のおそれを感じた手工業者・労働者が起こした。産業革命に対する反動とも、後年の労働運動の先駆ともされる。
(中略)
機械の破壊と工場建築物の破壊に対する最初の法律は、イギリスで1769年に制定された。それはこのような行為を犯罪とし、死刑が科されていた。
綿工業の機械化とほぼ同時期に蒸気機関が開発され、石炭をエネルギー源とする動力が生まれていき、例えば蒸気機関車が登場したりもしました。この辺りは話が複雑になっていくため、今回は綿工業の機械化に話を絞っておきます。
機械化による社会不安の時代に生きていた人々は大変だったでしょうね。こういった時代の変換点の過渡期に暮らす人々は苦難を強いられます。仕事を奪われない側の人たちにとっては生活が豊かになったかもしれませんが…。いや、石炭の使用に伴い公害問題がヤバい勢いで進んだので豊かと言えたかは怪しい。
現代のAIによる産業革命においては、AIを殴り倒す(?)ことはできないので、精々できるのはネット上でアンチ活動をする程度でしょうか()
第1次産業革命の時はどうだったのか
第1次産業革命の時は、綿工業の機械化に伴い、綿職人たちは大量に失業したわけです。過渡期においては機械打ち毀し運動が起こるなど、社会不安も広がっていました。
しかし、産業革命を経てみれば、新たな需要が生まれて経済は発展したのです。
綿織物に関してだけ見てみても、例えば綿織物の価格が下落したことにより、パンツの普及が進んで新たな需要が生まれたわけです。
※それまではシャツの裾をパンツ代わりにしていました。シャツの裾部分を股に当てていたわけです。
現代でもその名残で、シャツの裾部分は長く丸みを帯びています。この赤い部分のこと。
このように、産業革命を経てみれば新たな需要が生まれていき、経済は発展していくと言えるでしょう。過渡期においては大量の失業者を出したとは言え。
AIによる産業革命はどうなるのか
AIの発展により「働かなくて良い時代が来る!」といった主張を見かけることも多いでしょう。私自身もこの考え自体には賛成です。将来的にはベーシックインカム(政府が全国民に対してお金を配る)も実現する可能性は高いでしょう。
一方で問題となるのは「働かなくて良い時代が来るのはいつか?」という点です。
第1次産業革命を経て経済は発展し、人々は豊かになったわけですが、その過渡期においては大量の失業者が生まれました。
今回のAIによる第5次産業革命においても、将来の視点においては経済は発展し、「働かなくて良い時代」が実現している可能性は高いでしょう。
しかし、その過渡期となる時代は…不幸にも我々の生きる時代なわけですね。
現代日本は平和で娯楽に溢れ幸せな時代ではありますが、あと300年後くらいに生まれたかったかも。。。🐰💔
過渡期に生きる我々は苦難を強いられるか
第5次産業革命がもたらす未来は明るいものになり、働かなくて良い時代が来る可能性は高そうな一方で、その過渡期においては様々な職がAIに奪われることでしょう。
例えばChatGPTは既にある程度のプログラミングが可能であり、AI以下のエンジニアはこれから大量に失業していく可能性がある…など。知的労働の大部分はAIに奪われていく可能性があります。作曲AIやイラストAIも現れており、こういったクリエイティブ系の職種ですら失業する可能性がありますね。
こうなってくると「AIにできない仕事ができるごく一部の人」と「機械より安く肉体労働をする人々」という構図になる可能性までありますね。分かりやすく言うと、コンビニバイトは機械より安いので残るということです。
※肉体労働系の機械まで安くなってくると、いよいよ働き口はなくなりますね。。。
産業革命の過渡期となる時代が今後訪れるわけで。その時代を私たちは生きることになります。
こうなってくると、私(新卒4年目)の子供や孫の世代は、受験勉強を一生懸命やって良い大学に行く意味があるのかどうか…。
階級の固定化が進む可能性も
「勉強しても意味がない時代」というのはある意味において上と下の差がない平等な社会に見えるかもしれません。ごく一部の層を除いて、賃金が横並び。
ただ、これは裏を返せば「逆転ができない」ということを意味します。
今までの時代においては、お金持ちの家に生まれたら当然ながら生まれつき有利である一方、下流階級に生まれても才覚や努力次第で良い大学に行き、高給取りになることが可能でした。個人的な話をすれば、私自身、成績優秀者向けの返済不要の奨学金をもらえるような経済状況でしたし。
AIによって知的労働の大部分が代替されるようになった場合、こういった逆転はほぼ不可能になります。つまりは金融資産を持っている層がそのまま固定化される可能性があります。
今、私たちに出来ること
「AIに代替されないようなスキルを身に着けよう!」とか言ってるインフルエンサー()がいるかもしれませんが、そういった類のものは眉唾ものですね。そもそも万人向けの再現性が全くないし、私自身ですらどのスキルが良いのかまるで分かりません。
万人向けの再現性がある手法としては、やはり株式投資でしょう。AIにより失業者が溢れ、社会不安が広がる未来はそのうち来る可能性が高いです。今のうちに資産を形成しておくことで備えておくのが良いでしょう。
「AI関連の株を買う」というのも有力な選択肢ですが、昨今の相場状況ではそういった株は弱いので…まあ買う際には【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★にちゃんと書くようにします。
まあ、底打ち反転のタイミングでGMOクリック証券でレバ掛けてS&P500を購入し、寝ているだけで良いという話ではありますが。
まとめ
こうやって見てみると「苦難の時代に生まれてしまったのか…」と鬱になる人がいるかもしれません。ただ、実際のところ「現代日本は平和で娯楽に溢れ幸せな時代」です。今までの歴史を振り返ってみても、これほど平和で豊かな時代はなかったわけです。餓死に怯える必要はなく、凍死することもなく、極めて快適な生活を送れているわけで。空襲警報が鳴り響くわけでもなければ、徴兵令があるわけでもない。
強いて言うなら…300年後くらいに生まれたほうが幸せだったかもしれませんが…。
- AIは未来をどのように変えるのか?と妄想を膨らませるのも一興ですが、歴史から学ぶというのは重要な観点の1つ。
- 第1次産業革命の際、機械に仕事を奪われまいと綿織物職人は機械打ち毀し運動を行った。
- 産業革命の過渡期に生きる人々は苦難を強いられた一方、産業革命を経てみれば需要は増大し、経済は発展した。
- AIの発展により「働かなくて良い時代」が来る可能性は高いが、「いつ」来るのかが問題。
- AIによる第5次産業革命において、過渡期に生きる我々は苦難を強いられる可能性がある。
- 賃金が横並びとなった場合、逆転ができなくなり階層の固定化が進む可能性も。
- 今のうちに出来ることで万人向けの再現性があることといえば…やはり株式投資による資産形成か。
シャツの裾が長い理由…それは産業革命以前にシャツはパンツを兼ねていたから。
これは明日使える豆知識ですね。どっかで誰かに雑学自慢しましょう。
産業革命があったおかげで、ダナハーちゃんのぱんつという新たな需要()が生まれたのだった。
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