東大ぱふぇっとです。
相変わらず株式市場は下げ続けてますね。
ほんとにリセッションは来るのか?
いつまで下げるのか?
いつ反転するのか?
ここら辺の感覚を持つ上で、一般的に最良の方法は歴史を学ぶことです。
(もちろん本ブログ読者の方々にとって最良の方法は【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★を読んで私の相場観を見ることなんですが)
実は今回のコロナバブル崩壊に酷似するバブル崩壊が過去にあります。
それが2000年のITバブル崩壊です。
ということで、今回はITバブル崩壊を振り返り、現在の投資戦略に役立てましょう。
ITバブルとは?
ITバブルとは、1990年代後半に米IT企業に対する過剰投資によってもたらされたバブルのです。
IT企業群の代表的指数であるナスダック総合の当時の株価推移が以下です。
1998年1月に1500ドルだった株価は、2000年3月にピークの5050ドルまで達しました。
わずか2年間で236%も上昇!!
しかし、ピークをつけた後は2年半もの間さがり続け、2002年9月末にボトムをつけた時には1140ドルまで下がってしまいました。
ピークからわずか2年半で実に77%も暴落。。
ピークの5050ドルは2015年にようやく回復。。
15年の歳月が流れたわけです。。
これがITバブルです。
でもなんでこんなに激しくバブル化してしまったの🐰❓
ITバブルの背景
ITバブルがここまでバブル化してしまったのはなぜなんでしょう?
1990年代というのはインターネット企業にとって、インフラ環境がきれいに整った時期にあたります。
それは、
- ①パーソナルコンピューター(パソコン)
- ②オペレーティングシステム(OS)
- ③インターネット回線
の一般への普及です。
①のパソコンについて、従来のコンピューターというのは大型汎用機が主流でした。
そこに、世界初のパーソナルコンピューターが1974年に発売されたのです。
以降は、IBMをはじめとする各社が次々に小型化を進め、1990年代にはオフィスで一人一台、家庭に一台のパソコンの時代が到来したのです。
次にパソコンと共に進化したのが②OSです。
OSの主役はもちろんマイクロソフト。
マイクロソフトは1980年代前半からOSを提供していましたが、当時はまだ誰もが簡単に使えるようなものではなかったのです。
そして、ついに登場したのがWindows95!!
視覚的なユーザーインターフェースが取り入れられた世界初のOSとして有名です。
これによって、パソコンを使ったことのない人でも簡単にパソコンを使いこなせるようになり、一気に一般大衆に普及しました。
最後に③インターネット回線です。
インターネットの起源は、1969年に米国防総省がネットワーク研究を開始したころです。
そして1982年にネットワークの通信規格が完成しました。
インターネットは「複数のコンピューターネットワークが通信規格によって結ばれたもの」と定義づけされたのです。
しかし、インターネットの利用が一般に広がり始めたのは1993年頃です。
この時、米イリノイ大学の学生によって”モザイク”という一般人でも簡単に使えるウェブブラウザが開発されたのが普及のきっかけとなったのです。
ここまで見てきた通り、1990年代後半というのはパソコン、OS、インターネット回線というインフラ環境がきれいにそろい、オフィスはもちろん、各家庭でもパソコンを持ってインターネットを使うような時代が到来したのです。
この本格的なインターネット時代到来と共に、暴れまわったのがインターネット関連のベンチャー企業たちです。
当時は、「ドットコム」という言葉が社名についていれば資金調達ができるといわれるほど、熱狂の渦の中でした。
お金を出す投資家も新しくできたばかりの産業に理解が追いついていません。
わけのわからない単語を並べてプレゼンするベンチャー起業家たちに、わけのわからないまま、巨額の投資をしていったのです。
そして、そのほとんどの企業はITバブル崩壊と共に消えていきました。
今でも生き残っている企業は、アマゾン、グーグル、イーベイ等です。
どれも超優良企業ですね。
つまりインターネット業界というのは、かなり優良な業界であったことは事実だったのです。
ただ、その勃興期に信じられないくらい多くのプレイヤーが参入してしまったということですね。
ITバブル崩壊のきっかけ
では、ITバブルはなぜ崩壊してしまったのでしょうか?
実はITバブル崩壊には、リーマンショック時のリーマンブラザーズ倒産のような、明確なイベントはありませんでした。
強いて言うなら、①FRBによる徹底した利上げ②IT企業の業績見通しの悪化などが株価下落の起点になったといわれております。
以下は、当時の米政策金利とナスダック総合指数の推移です。
上図の通り、FRBはIT企業の行き過ぎた設備投資を抑えようと、1999年から2000年前半にかけて急激に利上げ(青線)を行いました。
また当時のIT企業は、決算を迎えるたびに好業績を発表し、先行きが明るいこと口をそろえて投資家に説明していましたが、1999年後半ごろから、先行きの見通しを少しづつ下方修正し始めたのです。
需要に対して供給や期待が過剰になりすぎて、思うような業績を上げられないことに経営者たちも気付き始めたのです。
このようなことが株価反転のきっかけとなったといわれております。
ITバブルに酷似するコロナバブル
ITバブルを振り返ると、かなり今の状況、コロナバブルに酷似してますね。。。
コロナバブル下では、コロナ蔓延により、仕事及び私生活のデジタル化が一気に進みました。
しかも、FRBによるゼロ金利政策が約2年も続いたのです。
そのような環境下、ビデオ会議やクラウドをはじめとしてIT企業の株価は爆騰しました。
また、IT企業のIPOも毎週のようにありましたね。
まさにITバブルの再来です。
但し、2021年の後半ごろから、そのような勢いに乗ったIT企業の業績見通しに陰りが見え始めました。
さらに、追い打ちをかけるように2022年3月にとうとう利上げが始まったのです。
そんなこんなで今の状況となったわけです。
そして、これらの一連のブームを最も印象付けるのがARKですね。
ARKは破壊的イノベーションを起こす企業に投資を行うファンドです。
コロナバブル時は皆が口をそろえてARKKに言及し、最ももてはやされたファンドの一つでしょう。
そのARKの代表的ETFであるARKKの株価推移は以下の通り。
2019年末に50ドルだった株価は、ピークの2021年2月には156ドルをつけました。
わずか1年2か月で212%も上昇したのです。
しかし、ピークをつけた後は未だにさがり続け、2022年6月時点で40ドルまで下げました。
ピークからわずか1年半で実に74%も暴落してしまったわけです。
しかもまだボトムかどうかわかりません。。
まさに、ITバブルの再現。。
ITバブル時は、ピークからボトムをつけるまで2年半の歳月を要しました。
ARKKもそのようになる可能性は十分にあります。
投資家として、ITバブルの歴史をしっかり胸に刻みましょう。
まとめ
- ITバブルとは1990年代後半に米IT企業に対する過剰投資によってもたらされたバブル。
- 当時は、パソコン・OS・ネット回線の進歩・普及により、インターネット企業の企業が爆発し、投資家も熱狂の渦へ。
- しかし、IT企業の業績見通し悪化、FRBの徹底した利上げにより、株価は反転し最終的には87%下落。
- ITバブルとコロナバブルは酷似。現在の株式市場はITバブルが良い教訓となる。
まあぶっちゃけARKKみたいなハイテクグロース株の買い時も近いわけです。底で買えば数年後には爆益というわけで。
私がハイテクグロース株を買い始めるタイミングにしっかりとイナゴしたい場合は【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★を読んでおくのがおすすめですね🐰
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