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FX/為替相場予測

【為替・FX予測・日報】今週(4/25 – 4/29)に向けての予想と戦略ドル円の動向考察

東大ぱふぇっとです。

FXで爆益を出しているトレーダーのYSさんに協力して頂いて、為替の予測を込めた上で【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★を更新することにしました🐰

それに付随して、FXトレーダー向けの記事をYSさんに書いていただいたので公開します🐰💕

YSさんには週報と日報をレポートとして頂いているのですが、今までは週報しか公開していませんでした。

ちょっともったいないよなぁと思い、日報記事も公開することにしました!週の初めに立てた予測から日を追うごとにどんどん乖離していくという面もありますし。

以降はYSさんに寄稿して頂いたレポートとなります。

4/25(月)のドル円相場

週明け25日(月)のドル円は上値の重い展開を見せました。

東京時間の朝方、ドル円は高値128.85円まで上昇しました。 

要因は、以下2点と考察。 

・日米財務相会談で為替の協調介入について協議したとする報道を本邦財務省幹部が「事実ではない」と否定したこと 

(協調介入への期待感が後退することによるドル買い・円売り) 

・ゴトー日によるドル不足 

(公表相場決定にかけてのドル買い・円売りが加速) 

しかし、東京時間午前中にドル円上昇は失速し、その後ロンドン時間からNY時間にかけて下落を続けます。大きな要因としては、 以下2点と考えます。

・ロックダウンが続く中国の経済失速懸念から資源価格が急落

(チャイナショック再来の警戒感上昇→原油価格や鉄鉱石価格急落) 

・米金利低下に伴うドル売り圧力の増加 

これらを背景に、今まで売りに売られた円がリスク回避の名目で買い圧力が増加。NY時間の午前にこの日の安値127.53円を記録しました。 

売りが一巡すると、米主要株価指数がプラス圏へ浮上したことやリスク回避ムードが後退(リスク回避の円買い後退)したことにより、128.10円前後まで持ち直しました。 

調整局面が続きそうですね。

4/26(火)のドル円相場

26日(火)のドル円は上値が重い軟調な推移を見せました。

昨日の調整からの反発により、オーストラリア時間の午前にかけてドル円はこの日の高値128.23円まで上値を伸ばすも、その後は伸び悩む展開となり、東京時間午後からロンドン時間にかけて下落を続け、NY時間に入る頃にはこの日の安値127.03円を記録しました。

・本邦輸出企業による実需のドル売り・円買い。

・新型コロナウイルス感染再拡大に伴う中国経済の失速懸念

(ロックダウンの長期化懸念によりチャイナショックが再来するのではないかという警戒感から原油や鉄鉱石の価格が下落)

FRBのタカ派姿勢の反動

(今までの過剰流動性相場が逆流することへの警戒感)

これらを背景に、

世界市場心理が悪化する事が株安を招き、今まで売りに売られたリスク回避の円の買い戻し。

世界市場心理が悪化する事が米債の買いを招き、米金利が低下し米ドルが売られる。

また、この流れに嫌気した短期筋が見切りの売りを入れる事でドル円の下落が下落を呼ぶ要因となっていると考えられます。

ドル円の調整はいつまで続くんでしょうね。ゴールデンウィーク前の動きに要注目です!

4/27(水)のドル円相場

27日(水)のドル円は安値圏から急反発しました。 

世界的にリスクオフムード到来を背景に、NY時間引けにかけてドル円はこの日の安値126.95円を記録しましたが、そこから大反発を見せます。 

リスクオフムードの引き金となる中国のロックダウン。こちらに変化がありました。 

上海市の新型コロナウイルス感染者数が直近3週間で最小となり、当局がロックダウン措置の緩和を示唆したとの事です。 

これにより、中国経済を巡る過度な悲観論が後退。市場心理は改善され、リスク選好ムードが前面に押し出されました。 

上記を背景に、 ドル円が以下の材料から上昇します。

・米金利が上昇しドル買いの圧力が上昇 

・本邦貿易企業による大型連休前のドル需要 

・短期筋のショートカバー 

・ユーロ経由のドル買い 

(ロシアがガス供給をルーブルで支払わない買い手を遮断するとの報道が強まった為に欧州経済の下振れ懸念が増加。これにより上値の重さを嫌気した短期筋のユーロ見切り売り→ドル買い) 

 

この日のドル円は東京時間からNY時間にかけて、ドル円は高値128.59円まで急伸しました。 

本日は黒田総裁の記者会見が控えています。ドル円の一つの方向性が決まる場面かもしれませんね!

4/28(木)のドル円相場

28日(木)のドル円相場は急上昇を見せました。

東京時間の午後、日銀は金融政策決定会合の声明を出しました。

声明文内に

「上記の金融市場調節方針を実現するため、10年物国債金利について0.25%の利回りで、指値オペを原則毎営業日実施する。」

との文言が追加されていました。

日米金融政策の対策は全世界が注目していました。

市場はイールド・カーブ・コントロールの弾力化を強調するタカ派姿勢を予想していたのですが、結果は真逆の現状維持。超ハト派姿勢で現状を乗り切る事が明確化されました。

その後、開かれた黒田総裁の記者会見でもハト派発言(「全体として円安がプラスとの評価は変えていない。」)が目立ちます。

これら日銀の姿勢により、円安材料(以下4点)が活き、ドル円が急上昇します。

・円金利が急低下

(円金利低下に伴う円売り圧力増加)

・ゴールデンウィーク前の実需(本邦輸入企業)のドル買い圧力の増加

・米金利上昇に伴うドル買い圧力の増加

・心理的節目130円突破に伴う仕掛け的なドル買い・円売り

その結果、ドル円はNY時間にかけて約20年ぶり高値131.25円まで急伸しました。

本日より、日本は長期休暇に突入します。休暇期間中は流動性欠如のリスクが懸念されます。連休明けから、連続指値オペが見込まれてる以上、連休中に大きな円高調整は十分考えられます。また大きな円安も同様です。

引き続き警戒が必要ですね!

本日より日本は再び大型連休に突入します。 

東京時間は流動性の欠如が狙われる事によるボラティリティが急拡大する可能性があります。トレードを行うさいはご注意を!!

あとがき

当然、為替と株も互いに関連しあいながら影響を及ぼし合っているわけです。

ここに書いてる内容に限らず、株価の未来予測をする上でysさんの戦略や知見を含めて予測精度を高めてます!

一人でそこら辺のインフルエンサーを束にしても到底かなわないような人材が増えたということですね。

【投資神託・予言書】毎月の短期ポジション★世界の未来予測★で公開している4月相場の的中精度も恐ろしく高いものでした。5月版の先行販売も開始しているのでぜひご覧くださいね🐰

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