東大ぱふぇっとです。
今、2020年から2021年の好調な相場を受けてインデックス投資が人気爆発してますね。
インデックス投資するだけで幅広く分散投資できますもんね。S&P500は貯金とか言われるし。
最近では、全世界株式や全米株式が特に人気となってますね🐰
ところでこのインデックス投資でよく聞くのが”ETF”です。
「何も考えずにETFに投資してるけどETFってなに?」
「投資信託とは違うの?」
「ETFってそもそもどんな仕組みになってるの?」
今回はこのような疑問に答えていきますね。
ETFとは
ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では上場投資信託といいます。
ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、S&P500等の”インデックス(指数)”に連動するように設計されている投資信託の一種です。
しかし、従来の投資信託と違い上場されているという点に大きな違いがあります。
投資信託の場合
従来の投資信託は、一口当たりの基準価格が一日一回、株式市場が閉じた後に更新されます。レバナスはこのタイプですよね。
更に投資信託では、投資家からお金を預かり、そのお金で株式を買い付け、運用レポートなども定期的に作成しないといけません。なので投資信託の中で働いている人がいるんですよ。
ETFの場合
一方でETFは、株式市場に上場しています。リアルタイムで価格が変動し、市場が開いている間に自由に売買が可能です。
要は普通の株式のようにリアルタイムで取引できる特別な投資信託ということですね!🐰💕
市場で値付けされますし運用レポートとかも不要なので、ETFの中で働いている人とというのはいません()
よって、投資信託よりもETFの方が手数料が安いのが一般的です。
ただ、ここまで見てくると以下のような疑問が浮かび上がってくるはず。
「上場しているということは、ETFの価格は買い手と売り手の需給によって決まる。ということは、ETF価格が対象の指数に連動しない可能性もあるということ?」
実はETFには対象指数にしっかり連動するような仕組みがあります。
その仕組みこそがETFを「20世紀最大の発明の1つ」と言わしめた理由の一つなのです。
ETFの仕組み
例えば投資家が、S&P500のETFを市場で購入したとします。
従来の投資信託であれば投資信託会社が投資家からお金を受け取って、その受け取ったお金でS&P500の組み入れ銘柄群を買います。
そうなんですよね。。。
投資家が実際に投資するタイミングと実際にS&P500の組み入れ銘柄を購入するまでの間にタイムラグが生じます。
すると、そのタイムラグの間に株価が変動してしまうため、投資家は結局購入したい価格で買えません。
一方でETFは上場されているのでリアルタイムで売買が可能です。
そしてETFの価格は需給で決まります。買い手が多ければ上がりますし、売り手が多ければ下がります。
但し、需給で決まるということは実際のS&P500の指数価格から乖離してしまうということがおこります。
そこでETFでは乖離してしまったETF価格を実際のS&P500の指数価格に調整する仕組みがあるのです。
どのように指数価格を調整するのか?
下の図を使いながら順を追って説明していきますね🐰
仮に、ETFの買い手が多く、実際のS&P500よりもETF価格が高くなってしまった時のことを例にとって考えてみます。
そのようなとき、上の図のマーケットメイカーは以下のような働きをします。
- 株式市場でS&P500組み入れ銘柄を購入。
- 購入した株式を運用会社に拠出し、運用会社からETFを取得。
- 取得したETFを株式市場を通じて投資家に売却し、現金を入手。
※実際には①~③がほぼ同時に起こっているイメージ。
つまり、ETF価格が上方乖離している時、マーケットメイカーは、S&P500の「現物をロング」し、「ETFをショート」しているのです。
こうすることでETF価格は下落し実際のS&P500価格は上昇するので、両者の乖離が是正されるというわけです。
反対に、ETFの買い手が少なく、実際のS&P500よりもETF価格が低くなってしまった時を考えてみましょう。
そのようなとき、マーケットメイカーは以下のような働きをします。
- 株式市場でETFを購入。
- 購入したETFを運用会社に拠出し、運用会社から現物株を取得。
- 取得した現物株を株式市場を通じて投資家に売却し、現金を入手。
※実際には①~③がほぼ同時に起こっているイメージ。
つまり、ETF価格が下方乖離している時、マーケットメイカーは、S&P500の「ETFをロング」し、「現物をショート」しているのです。
こうすることで、ETF価格は上昇しS&P500価格は下落するので、両者の乖離が是正されます。
株式市場の需給で決まっているはずのETF価格がS&P500指数価格に連動するのは、こういったからくりがあるんですよね。
乖離がない場合は?
ここで一つ疑問出るかもしれませんね。
たまたまETF価格と対象指数価格に乖離がなければ、マーケットメイカーは上述のような売買をしないので、ETFが買われても現物株は購入されないということがあり得る???
結論として、この疑問に対する回答はYesです。
但し、こういうことが起こっても問題ないんですよね。
なぜなら、ETFの使命は対象指数価格に連動することなので。
ただ、実際には購入されたETFの総額とETFを介して購入される現物株の総額はだいたい同じになるみたいです🐰
市場の需給だけで都合よくETF価格と対象指数価格が連動するっていうことはほとんどないってことですね。
まとめ
- ETFは上場されてるいるので、市場でリアルタイムで購入可能。
- ETFの中で働いている人がいるわけではないので保有コストが安い。
- ETFでは「マーケットメイカー」が、”ETF”と”連動対象の現物株群”を反対売買することで対象指数とETF価格を連動させている。
ETFは信用取引を行わない限り、持っている現金分しか購入できません。
しかし、デリバティブ・インデックス投資を使うことで更にリターンを狙いながら相場環境に応じて柔軟にポートフォリオを構築することができるようになります。
デリバティブ・インデックス投資の正しい行い方や注意点については以下でまとめているので見てみてね🐰💕
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