東大ぱふぇっとです。
最近はバフェットに関する記事を取り上げていっています。そこで、以下のような疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。
どこの馬の骨かわからないファンドマネージャー()より、投資の神様バフェット様に運用してもらう方が100倍良いと考えるのは自然の理ですね🐰
しかも投資信託だと手数料が高いです。預けた資産に対して毎年およそ1%以上とられます。どうせ1%取られるのであればWealthNaviの方が成績がいいので当ブログではおすすめしています。
一方、バークシャーでは純資産60兆円弱に対し、天才ファンドマネジャーのバフェットへの給料はたった年間1000万円程度。
給料だけみると薄給過ぎて私だったら絶対やりませんね()
当然、バークシャーの株を保有しているわけで、給与として出していないだけで彼の資産はウナギのぼりに増えているわけですが()
つまり、ファンドマネジャーの手腕の観点からも、手数料の観点からも、投信よりもバークシャーの方がメリットがありそうだと考えるのも致し方ないですね。
ただ、投資信託とバークシャーを比較するとき、一つ考えておかないといけないことがあるんですよね。
それが税金の話です。今回はそんな税金にまつわる話に触れていきたいと思います。
アクティブ系投資信託を買う場合
個人で投資信託を買った場合、分配金や売却時に生じた利益には税金がかかります。
日本では20.315%。(分離課税の場合。2022年3月現在)
投信は、投資家からお金を預かり、ファンドマネジャーがそのお金を使って株式や債券などを買い、そこで得られた利益を投資家に還元します。
投資信託にはファンドマネージャーの他にも何人かの従業員がいるのが普通です。つまり立派な組織なんです。
但し投資信託という組織自体には”法人税”のような税金はかかりません。
なぜなら投資信託自体に課税されると今の税制では二重課税になってしまうからです()
投資信託でも課税され、分配を受けた個人でも課税されてしまうということです。
よって、運用委託先である投資信託ではパススルー課税というのが適用されます。その名の通り所得を最終受益者の個人にパススルーできるわけです。
これによって二重課税は回避できるというわけなんです🐰
バークシャーに投資する場合
バークシャーは株式会社です。
但し、株主の資産を預かり、その資産を使ってバフェットやマンガーが企業に投資していくという意味で、やってることは投資信託とほとんど変わりませんね。
しかし、なんと株式会社にはパススルー課税が適用されません。
よって、バークシャーによる上場株投資で生じたキャピタルゲインや受取配当に対しては法人税がかかります。
※但し受取配当はある程度が課税所得から控除可能。
そして、バークシャーの株主は、バークシャー株を売却してキャピタルゲインが発生した時や配当を受け取った時、個人として更に所得税を払う必要が出てきます。
バークシャーでも課税され個人でも課税される。つまり二重課税となってしまいます。。
これはバフェット自身も認めています。
※但し、バークシャーが投資先を連結子会社化した場合はこのような二重課税は生じません。あくまでバークシャーの上場株式投資のみの話です。
二重課税のインパクト
ここでは、仮に+100のキャピタルゲインを得た時、「投資信託を買う場合」と「バークシャーに投資する場合」で支払う税金がどれくらい異なるか具体的に見ていきます。
簡素化のため投資信託手数料は無視、法人税は30%、個人での税金は20%とします。
①投資信託を買う場合
キャピタルゲイン :+100
ファンドでの課税 :0(←パススルー課税適用)
個人での課税 :▲20 (100×20%)
税後利益 :+80 (100 – 20)
②バークシャーに投資する場合
キャピタルゲイン :+100
バークシャーでの課税:▲30(←パススルー課税が適用されず)
個人(日本)での課税:▲14 ((100 – 30 )×20%)
税後利益 :+56 (100 – 30 – 14)
①の場合手元に残る利益は+80、②の場合は56にまで減っちゃいます。
こんなに差が出ちゃうわけです。。。
このような二重課税の問題があるため、バークシャーのように「株式会社」という形態をとって上場株に投資する法人というのは殆どいないのが現状です。
まとめ
- 投資信託を買う場合、キャピタルゲインや配当には20.315%の税金がかかる。
- 投資信託はパススルー課税が適用される。
- 一方、バークシャーは”株式会社”の為、パススルー課税が適用されない。
- よってバークシャーを通した株式への投資は二重課税となる。
- 二重課税のインパクトは甚大すぎる。
税金の観点のみから言うと、バークシャーのような投資会社への投資というのはデメリットが大きいです。
但し注意すべきは、これは「税金の観点のみ」の分析です。
例えば、バークシャーのような保険会社では、被保険者から保険料を受け取って、不測の事態が起こった時に保険金を支払うまでの間、その保険準備金を運用することができるので、その運用益で利益を上げるビジネスモデルです。
バフェットは保険準備金をフロートといいます。
このフロートを実質的なレバレッジとして投資収益を高めているのです。
これは個人やファンドにはできない芸当なので、これはバークシャーならではの大きなメリットといえるでしょう。
このように、株式会社ならではのメリットもあります。
また、なんといっても伝説的投資家に運用してもらえることもあるので、バークシャーへの投資を否定するわけでは全くありません。
しかし、税金に関するデメリットがあることは頭の片隅に入れておいてもいいかもしれませんね。
まあ個人投資家としては、わざわざバークシャーに投資しなくても個人でレバレッジをかけた方が効率いいですけど()
個人での正しいレバレッジのかけ方については以下に記していますので覗いてみてくださいね🐰
税金の観点から言うと、バフェットにいなごするのはかなり効率が落ちてしまいます。
だったら…そう、私の相場観にいなごして、自分で運用してしまえば良いんですよね。
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