東大グレアムです。
GPU製造王手のNvidiaの時価総額がIntelを超えました。
NvidiaとIntelの時価総額の比較
Nvidia on Cusp of Topping Intel in Market Cap After 70% Gainより抜粋
Nvidiaすごい!
日本の個人投資家にも人気の銘柄だったので持っている人も多いかも?
2020年にコロナウイルスのパンデミックが、Nvidiaのテクノロジーを使用するクラウドベースのデジタルサービスへのシフトを加速させたことを投資家が確信しているため、株価が70%以上も上昇しました。
これによってNvidiaの時価総額は1,000億ドル以上増加し、約2450億ドルとなりました。一方でインテルの市場価値は2,490億ドルで、今年のシェアはこれまでに約2%減少しています。
SOXX(半導体セクターETF)とQQQの比較
SOXX (iShares PHLX Semiconductor ETF) は半導体セクターETFの中では最大の時価総額であるBlackRockのETFです。
ここ5年の半導体セクターの株価は好調であり、NASDAQ 100指数を大きく上回っていることが分かります。
BofAがNvidiaの目標株価引き上げ
Bank of Americaは、Nvidiaがゲーム業界の強いトレンドの中で長期的成長を主導したとして、目標株価を$420から$460に引き上げました。
Tuesday’s calls of the day: Analysts get even more bullish on Amazon, Apple, Netflix & Nvidia
Nvidia長期チャート
2016年以降、急激に上昇していることが分かります。
2018年に半値になっているので、そこで拾えた人はかなりの利益になったでしょう。
AMDの長期チャート
また、同じくGPUを製造しているAMDの株価も2016年以降に急騰しています。
現在は各国中央銀行の金融緩和による過剰流動性が相場を押し上げているので、こうしたトレンドのある株は特に強いですね。
過去2000年と2006年の暴騰と暴落を見ると、現在の半導体セクターは(それ以外も)バブルなのかもしれないとは思ってしまいますが。
今回も同じ歴史を繰り返すのかは神のみぞ知るところではあります。
半導体サイクル
半導体セクターの過去の収益を見ると、大体4年くらいの周期で収益の好不況のサイクルがあることが分かります。
これは、在庫の要因が大きいです。半導体生産には莫大な設備投資が必要です。
市場が拡大して需要が追いつかない好況期には半導体メーカーが生産設備を増強しますが、生産を始めてから歩留まりが改善して軌道に乗るまでに1年くらいはかかります。また一旦生産を始めると操業度を落とすことが困難であるため、市場に大量の商品が供給され、供給過剰による在庫の増加と値崩れを起こし、不況期となります。
半導体業界の規模拡大につれ、マクロ経済に与える影響は年々大きくなっています。ガートナーによると、半導体ユーザーである世界のIT産業の市場規模は18年で3兆6,500億ドル(1ドル=110円換算で401兆円)です。今や自動車産業を抜き、最大の産業規模となっています。
半導体サイクルは2019年5月に底打ちし、そこからは回復局面にあります。
元々、2020年の半導体売上高は持ち直すと予想されていましたが、コロナショックによるロックダウンによって巣ごもり需要の恩恵を受け、トレンドが加速した格好です。
コロナウイルスは2019年以前の段階で予見することは不可能でしたが、株価の値動きだけではなく、こうしたマクロ的トレンドを把握していれば、半導体サイクルの波に乗って大きく儲けることができたことを考えると、投資家は目の前の小さなノイズを気にするよりも俯瞰的な視点を持つことの方が大切だと言えるでしょう。
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