東大グレアムです。
東大ぱふぇっとへの質問ですが、今回は私が回答させていただきます。
よろしくお願いいたします。
※東大グレアムに書いてもらった後に東大ぱふぇっとも中身を確認して追記してます!
ご質問
東大ぱふぇっと様、いつもブログ拝読させていただいております。
30代半ばに差し掛かった中年に片足を突っ込みかけた男性です。
ギャルからの質問でなく申し訳ありません!
これまで投資というものに興味を持ったことがなかったのですが、ひょんなことから思い立ち、年初から投資を始めてみることにしました。小遣い稼ぎ目的のCFD投資(コロナで小遣いは焼かれました。苦笑)と将来の資金用につみたてNISAでemaxisslimオールカントリーへの月々の積み立てを開始しました。今回初めての買い付けが終わった直後から劇的に価格が下落しましたが、長期目線での積み立てのため、次回以降の口数が増えるとポジティブに捉えることが出来ています。現在保有しているのはオールカントリー、楽天VTI(ポイントで購入した少額)SPYD(30株)です。後者2つに関してはどちらにしようか迷った末にとりあえず両方買ってみたという感じです。
現在の下落した価格をチャンスと捉えて、楽天VTIかSPYDを追加購入しようかと考えております。ブログの記事からQQQにも少し興味があります。購入できる価格は恥ずかしながら100万円ほどと少額なのですが、この額で購入するとすればどのような方法がおすすめでしょうか。また、オールカントリーと並行して購入していくのに楽天VTIやSPYD,QQQは適しているでしょうか。
購入方法は1、一括で購入 2、何回かに分けて購入(ex,25万ずつ4回) 3、数万円ずつ積み立てていく この3パターンほどで検討しています。ドルコスト平均法の記事を読ませていただいて、1の一括購入に傾きかけたのですが、今の情勢を鑑みて、もう一段下がった時のために資金を残しておいて2の方法が良いのかなとも感じています。大変ご多忙な中恐縮ですが、購入方法に関してや銘柄の選び方などバフェットさんのお考えをご教示いただけましたら幸いです。よろしくお願い致します。
質問内容のまとめ
- ギャルからの質問ではない
- VTI/SPYD/QQQで迷っている
- オールカントリーと並行して購入
- 購入方法
1、一括で購入
2、何回かに分けて購入(ex,25万ずつ4回)
3、数万円ずつ積み立てていく
を検討中
あ、これ東大ぱふぇっとの加筆ですね。言わなくても分かるか。
楽天VTI・SPYD・QQQの比較
簡略化のため楽天VTIはVTIと同じリターンとします。
こう書くと信託報酬が云々とか言い出す人が現れますが、今回の比較にあたってはほぼ誤差レベルですので気にしないこととします。
SPYDは2015年後半に作られた比較的新しいETFのため、2016年初から今現在2020年3月13日(この記事を書いた直近の日時)での比較とします。
リスクリターン比較
“配当金込みの”トータルリターンです。まあこれが全てですね。
QQQ>>>VTI>>>SPYD
圧倒的な”配当金込みの”リターンの差があることがわかります。
ボラティリティについても見てみます。
リスクを表すボラティリティは低いほうが安定しており望ましいです。
VTI<SPYD<QQQとなっています。
この程度の差であればほとんど気にすることはないと思います。
下落幅の大きさです。これはETFのディフェンシブ性を示していると考えられます。
勿論小さいほうが圧倒的に好ましいです。
QQQ<VTI<<SPYDとなっています。
SPYDは財務基盤がほかの2つと比較して脆弱な株が多いため、
下落相場でのパフォーマンスは有意に悪いことがわかります。
結論
上記のリスクリターン検討結果から、QQQが望ましいと結論付けられます。
購入方法については、下落相場ということもあり2の分割しての買い付けが望ましいでしょう。
QQQを選択する理由について補足すると、ご質問者様は既にeMaxis Slim全世界株式を積み立て投資されており、十分な分散ができています。
また、eMaxis Slim全世界株式はアメリカ株の割合が50%あり、VTIですと、この部分と丸被りしてしまうため、他で持つのであればより高いリターンが見込めるQQQを選択するのが賢明と考えます。
高配当株ETFについては明日また記事にしますね。
東大ぱふぇっと追記
(私と違ってデータをちゃんと並べつつ論理的な回答をしているし、もう私要らないのでは・・・。)
それはさておき、全世界株式にはVTIが50%程度含まれているのがポイントですね!
そのため、質問者様の場合は私も同じくQQQを推奨します。
一方で、全資産をQQQに投資するのは初心者の方にはオススメしません。初心者の方は一定程度、全世界株式or全米株式orS&P500を保有すべきでしょう。
おまけ
東大ぱふぇっとは高配当投資に対して否定的な立場ではありますが、高配当投資にも需要自体があるのは理解しています。ただ、それならFundsのようなサービスの方が合理的な可能性は高いです。
こういう系のは株式投資に劣ることが多いため基本的に紹介しないのですが、信頼している投資家の親友がFundsを祖父母に勧めていると聞いて正直に認識を改めました。冷静に考えると株式投資にはないメリットがありますね。
株式を保有すると高配当投資であろうと株価は上下します。そして株式は長期保有が前提ですね。例えば定年退職後の方々に株式のリスクは高すぎると言えます。
分配金が欲しいのであれば、値動きリスクはなく企業の信用リスクのみで分配金を貰えるFundsを使う手は割と有力です。年間の予定利回りは3%前後ですね。
Fundsは上場企業案件が多数なので、企業が倒産するリスクは低いと思われます。
- 株価の上下に一喜一憂してしまいメンタルを病んでしまう。
- 少しずつで良いから安定的に増やしていきたい。とはいえ資金を預金で眠らせるのは嫌。
- 様々な事情で株式投資でリスクを取るのが難しい。
- 既に出口が近く、株式投資の期間を十分に確保できない。
これらに該当する方で高配当投資をしている方はFundsの利用を検討する価値があるでしょう。
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